新分野・新製品

アルカリ現像型白色フォトソルダーレジストに関する基本特許を取得

当社は、アルカリ現像型白色フォトソルダーレジストに関する基本特許を取得しました。
本特許は、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂とルチル型酸化チタンを含有することで、従来製品に比べ熱や光による変色が少なく反射率の高い白色レジスト膜の形成を可能とし、発光ダイオード (LED) の輝度向上に寄与するものです。

近年、LEDは低消費電力で長寿命であることから、環境対応の面においても注目を集めています。そのため、LEDバックライト付き液晶テレビやLED照明などへの用途の拡大が期待されています。テレビや照明などの小型化・軽量化・薄型化には表面実装型LEDが適しており、当社はそこで使用されるプリント配線板用の高反射白色レジスト材料の研究開発を早い段階から着手してまいりまいた。その結果、本特許を取得するに至り、製品の実用化に成功することができました。今後も、多様化するLEDを含めたオプトデバイスに用いられる材料の改良・開発を進め、タイムリーに市場に投入していくことで企業価値の向上を目指してまいります。

特許の概要
発明の名称 : 光硬化性・熱硬化性ソルダーレジスト組成物およびそれを用いたプリント配線板
出 願 番 号 : 特願2006-150452
登 録 番 号 : 特許第4340272号
登  録  日 : 2009年7月10日

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お問い合わせ先 開発企画部 田中・山本 TEL : 0493-62-7882
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当社は接着技術、熱伝導技術など、要素技術を拡大しながら電子部品分野や光学部品分野へと製品分野を拡大するために研究開発を進めています。
エレクトロニクス業界では、より速くより多くの情報を軽薄短小化された機器でやりとりするため、ディスプレイではより鮮明な映像が、電子部品では更なる微細化や放熱対策が要求されています。また材料面ではガラスからポリマーへの置き換えも進んでいます。当社では既存製品分野も含め、これらの技術動向を先取りした新製品を提案しています。

  • 1. 光学要求への対応

    LCDバックライトや照明では光源の輝度をあげるため光反射性の高い白色塗料が、ディスプレイや光学部品では遮光性の高い黒色塗料が必要になります。

    • 反射性塗料:LED搭載機器や大型LCD向け。可視光反射性に優れ経年劣化のない微細パターン形成が可能です。
    • 遮光性塗料:光学部品向け。アスペクト比の高い微細な遮光形状のパターンが形成可能です。
  • 2. 微細化への対応

    光学センサーやMEMSなどの、金属筐体や注型樹脂では形成できない、微小なキャビティーを形成するには、微細面積の接着を精度よく行う必要があります。

    • フォト接着剤:光学センサー・MEMS向け。にじみや変形の無い、隔壁を兼ねた接着槽をウエハ等に形成可能です。
  • 3. 放熱対策への対応

    電子機器の処理速度をあげた際にICなどの部品より発する熱が大きな問題になっており、モバイル機器やディスプレイなどの放熱対策は急務になっています。

    • 放熱ソルダーレジスト:PWB向け。PWB表面に塗布することで、搭載する発熱部品の温度を約10度下げる効果があります。
  • 4. ポリマー材料への対応

    ディスプレイ材料では薄型化要求より厚く重いガラスから軽量安価なPETへ、またRFIDやICカードでは環境対応から塩ビからPETへの移行が進んでいます。難接着性で、製造工程での熱にも弱いPETに適応する以下の部材を開発しています。

    • PET用接着剤:ICカードやRFIDの積層用。印刷により接着領域、接着槽の厚さを自由に変えられます。
    • 低温硬化銀ペースト:タッチパネルなどの回路形成用。硬化時にPETを変形させず高い電気伝導性が得られます。